学校日誌

6年生 総合的な学習【いわた茶講話】

2023年6月29日 09時09分

6年生の総合的な学習で、ヤマキ稲垣製茶さんの稲垣明久 氏(いわた茶振興協議会長)を講師にお迎えして、「大藤のお茶」や「いわた茶」の歴史等について学習しました。
初めに稲垣さんから「これ、何か知ってる?」と、見せられた丸い小さな物を見て・・・・
6年生:「お茶の実!」
さすが、大藤の子です。
昔、栄西禅師が中国から茶の実を持ち帰ってきたことで、日本で茶の栽培が始まったのだそうです。そして、昔は薬として飲用されていたことをお話してくださいました。

大藤地区は、もともと「麦、さつまいも、畜産」が盛んだったそうです。国に働きかけ、昭和48年頃から56年頃、土地改良を行って水資源整備がされたようです。
基盤整備が進んで道路や農業用水が整った状態になり、磐田原で何を栽培するとよいか考えられ、「茶」の栽培が始まったそうです。
お茶の品種の「やぶきた」のいわれについても、たいへん興味深いお話を聞くことができました。
お茶は、「味」と「香り」の両方を楽しむことができ、和食にぴったりの飲み物であることや、健康にもよいことを教えてくださいました。
6年生からいろいろな質問があり、丁寧に分かりやすくお話してくださいました。
稲垣さん、ありがとうございました。
これからも、お茶の学習は続きます。
6年生が大人になり、自分の育った「ふるさと磐田、大藤」のよさを実感し、ふるさとのことを人に語ることができることができるとよいです。

【6年生の感想発表より】
・お茶の歴史や、お茶がどんなものに使われているか知ることができてよかった。
・お茶にはいろいろな種類があることや、様々な過程をとおしてできていることが分かった。
・お茶について疑問に思っていたことが分かってよかった。
・お茶を作っている人から詳しい話を聞けてよかった。
・これからの授業に生かしていきたい。