4年生 総合的な学習【福祉】
2022年11月25日 13時03分4年生は、1年を通して「福祉」について学んでいます。
今日は、聴覚障がいのある方からお話を伺うため、講師に杉山氏と手話通訳の石田氏をお招きしました。
杉山氏は、4歳の頃に聴力を失われ、小学校へ入学してから中学校まで様々な御苦労をされたそうです。聞こえるということは、多くの情報をキャッチし、物事を理解したりコミュニケーションしたりするときに必要です。
杉山氏は、中学2年生から聾学校へ通うようになったそうです。聾学校での生活により、言葉やコミュニケーションの方法を多く学び、今までたいへんに感じていた学習や社会のことが理解できるようになったとお話してくださいました。
障がいについての理解や、その人のことを思いやること、さらに、どんなことが自分たちにできるか考えることが大切になります。
4年生は、口話の体験として、代表児童によるクイズを行いました。聴覚に障がいがある方は、唇を読んで相手の話を理解することがあるそうです。子どもたちは、積極的にクイズに参加したり、教えていただいた手話に挑戦したりしました。
4年生が感じたことが、心の中に残り、生活に生きていくよう今後の学習につなげていきます。