4年生 福祉学習
2022年7月13日 14時01分元盲導犬ユーザーの伊藤定善さんをお迎えし、主に盲導犬と生活されていたときのことと、白杖を使ってどんなふうに生活されているかについてお話していただきました。
まず、盲導犬に対して大切なこと、守ってほしいこと「た・よ・さ・み」について教えてくださいました。「た・よ・さ・み」とは、「たべさせない。よばない。さわらない。みつめない。」ということ。また、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)を同伴させて入店することが法律で定められていることも教えてくださいました。補助犬は、法律に基づいて衛生管理されているため、人が立ち入る様々な施設や飲食店、病院への同伴は認められています。入店拒否の例を挙げ、補助犬への理解をすすめる必要性についてお話してくださいました。
お話の中で印象的だったのは、「一番いいのは人に助けてもらうこと。もし困っている人がいたら、少しの勇気をもって声を掛けてほしい。自分の中に勇気があっても、使おうとしないと、自分でもその勇気が分からないから。」というお話です。
子どもたちは、その後も日常生活に関することを質問しました。
「ご飯を食べるときは、どうするのですか?」
「盲導犬が、いきなり止まることはありますか。」
「どうやって時刻が分かるのですか。」等
伊藤さんが、すべての質問に対し、丁寧に答えてくださいました。
ありがとうございました。
点字を打つ様子を見せてくださいました。
特別な時計で時間を確認する様子も見せてくださいました。